日本のヒップホップのパロディジャケットまとめ①【MURO編】

音楽 | 01/10/2018
ジャケットだって立派なサンプリングソースだ。というわけで日本のラップにおけるパロディジャケットを紹介していこう。第一弾は日本を代表するDIGGER、MURO編。




<Microphone Pager / ST → Tower of Power / East Bay Grease>

ご存知、ペイジャーの1st。この作品が日本のラップシーンに与えた影響は計り知れません。ファンクバンド、タワー・オブ・パワーのアルバムが元ネタ。タワー・オブ・パワーは、ムッシュかまやつ「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」や忌野清志郎「スローバラード」などにも参加しており、それらの楽曲もまた日本の音楽に多大なる影響を与えています。だから、もう日本の音楽史の背後にはタワー・オブ・パワーが潜んでいると言っていいです。

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<DAI SAN DANRAKU 97 PAGE → Alex North ‎– 荒馬と女 OST>

アレックス・ノースは映画音楽を多く手掛けた作曲家で、実は『2001年宇宙の旅』の音楽も担当していました。キューブリックの人を追い込む圧に耐え、過労でぶっ倒れたりしながらも曲が完成したところで「全部ボツにしてクラシックに差し替える」という離れ業を食らった人でもあります。『スパルタカス』でタッグを組んだカーク・ダグラスいわく、「才能あるクソッタレ」ことキューブリック御大です。

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<MURO/HAN-TOME BOA-VIAGEM REMIX → Dorothy Ashby / the Best of Dorothy Ashby>

だいぶマニアックですね。ジャズハープミュージシャンのドロシー・アシュビーのアルバムが元ネタ。「ジャズハープ」っていうジャンルこの人以外に知らないんですが、他にいるんだろうか。

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<DIG ON SUMMER → Total Responce / Horace Silver>

MURO氏が手掛けたMIX CDのジャケット。Horace Silverのこのアルバムはとにかくファンキーで最高。



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<DIGGIN BRUNSWICK → Funny Brown / Don Thompson>

2013年のMIX。BRUNSWICKレーベル縛りのMIXで、それゆえのドン・トンプソンということに違いありませんね。「リングウェア」と呼ばれるレコジャケ特有の円形のスレも表現してるあたり、DIGGERとしてのプライドを感じずにはいられません。

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<DIGGIN SALSOUL FREAKS → A Night to Remember / Eddie Holman>

こちらはSALSOULレーベル縛りのMIXの第二弾。SALSOULといえば、日本では、SilvettiのSpring Rainが電気グルーヴのShangri-Laの元ネタだったりするので、これは誰もが耳にしたことのある曲ですが、さすがはMURO、Spring Rainあたりは当然使ってません。



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さて、いかがだったでしょうか。ドロシー・アシュビー、ドン・トンプソンと、ネタのチョイスがいちいちオシャレ。もちろん他にもたくさんあるんだろうけれど、各自探してみてください。次回はBUDDHA BRAND編。

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